1. TOP
  2. 導入事例
  3. 株式会社ツクイ

AIと人間の共創で24時間365日の介護サポートを実現

株式会社ツクイ

導入前の課題

  • ・ 介護業界が社会情勢の影響を受けやすく、新規事業の必要性を感じていた
  • ・ コロナ禍で業界全体が打撃を受け、社会情勢に左右されない事業の必要性を再認識
  • ・ 新しいマーケットの開拓と、高齢従業員も働きやすい環境づくりが求められていた
  • ・ 介護保険だけでは家族全体のサポートが不十分だと認識

選んだ理由

  • ・ 24時間365日対応可能なAIチャットボットが、ユーザーの即時的なニーズに応えられる
  • ・ AIと人間の専門家を組み合わせることで、迅速な対応と信頼性の高い情報提供が可能
  • ・ ビジネスケアラーなど、介護する家族向けのサポートを強化できる
  • ・ AIを活用することで、専門家の知識も広がり、サービスの質の向上が期待できる

導入後の成果・効果

  • ・ AIと人間の専門性を組み合わせることで、より包括的なサポートが可能になった
  • ・ 専門家の知識が広がり、新たな視点でのケアが可能になった
  • ・ 介護保険外のサービスを充実させることで、家族全体のサポートが可能になった
  • ・ 専門家がAIの回答をチェックすることで、信頼性の高いサービスを提供できている

導入前の課題

高齢者本人は困ってない、のに、家族は困ってる。そのギャップ

見出しテキストを入力してください

―今回AIコンシェルをよりそいコンシェルの中で活用頂きましたが、そもそもよりそいコンシェルができた背景など教えてください。

ちょうど3年前くらいにさかのぼるんですけど、もともとうちの会社(株式会社ツクイ)は100%介護事業でやってきたんです。
でも、やっぱり新規事業って何かないかなって、ずっと考えていたんです。そんな中で、コロナが来てガツンと影響を受けました。何とか乗り越えられた状態ではありますが、業界全体見ると倒産ラッシュみたいな感じで。
それで、改めて思ったんです、この業界って社会情勢の影響をダイレクトに受けやすいなって、社会情勢に左右されない新規事業を作りたい。あと、新しいマーケット開拓しなくちゃと、構想が加速しました。もともと、うちの従業員さんって結構年齢層高いんですよ。セカンドキャリアの方も多くいらっしゃる。だから、そういう人たちも働きやすい環境作れないかとか。いろんな課題を持っていて、それで、『未来創造ラボ』っていうのを立ち上げました。地域の人たちと一緒に、新しいマーケットって何だろうって探ってたんです。


―初めて出会ったのは、未来創造ラボでしたね!懐かしいです。

そうですよね!皆さんにお会いしていた前後の時期に、いろいろ実証実験やってく中で、衝撃的だったことがあったんです。当事者の人たちに『困ってることありますか?』って聞くと、ほぼ100%『困ってません』って返ってくるんですよ。

でも、家族に聞くと全然違う答えが返ってくる。『いや、困ってます』って。このギャップって一体何なんだろうって。そんなこと考えている中で、私自身も親の介護が始まって。ビジネスケアラーになっちゃったんです。

これ笑い話にしてほしいんですけど、社長に退職届持っていったんですよ。そしたら『原さんが辞めたら、うちの会社って何のためにあるんだよ』って言われて。そこで気づいたんです。介護保険だけじゃ、家族は救われないんだって。これがきっかけで、家族向けのサービス、特にビジネスケアラー向けのサービスを考え始めたんです。それが『よりそいコンシェル』ってサービスなんです。

選んだ理由

24時間365日対応可能なAIチャットボットが、ユーザーの即時的なニーズに応えられる

見出しテキストを入力してください

―一緒に開発を進めていく中で、御社のサービスにはAIが必要不可欠であることを我々も痛感しています。
よいものを作っていこうと、24時間365日対応の窓口をAIコンシェルにお任せいただけて嬉しいです。

実際にAIコンシェルを使用してみてどうでしょうか。

AIの活用については、最初はちょっと戸惑いがあったんですよ。というのも、私たちって介護の現場で働いてきた人間ばっかりじゃないですか。AIって言われても、正直なところ「えっ、何それ?どうすればいいの?」って感じだったんです。でもね、実際に触ってみると、これがすごく面白いんですよ。特に、使ってみて驚いたのが、こっちの意図をすごくよく理解してくれるんです。例えば、『介護する側の気持ちを考えて』って言うと、本当に介護する側の視点で回答してくれるんです。これって、すごいことだと思いません?

―サービスリリースに向けての想いを教えてください。

ユーザーからの質問に対して、AIが最初の回答を出すんです。
でも、そこで終わりじゃなくて、その回答を私たち専門家がチェックして、必要があれば修正を加えるっていう仕組みにしたんです。これがすごくいいんですよ。AIが24時間365日対応してくれるから、ユーザーはいつでも質問できる。でも、最終的には人間の専門家がチェックするから、信頼性も担保できる。まさに、AIと人間の良いとこ取りができるんじゃないかなって。

導入後の成果・効果

専門家の知識が広がり、新たな視点でのケアが可能になった

見出しテキストを入力してください

ーAIコンシェルを入れた効果は感じますか?

もちろんです、先ほども述べましたが、まず、AIが24時間365日対応してくれるから、ユーザーはいつでも質問できるようになりました。
このこと自体が実も凄いと思っていて、人間同等の回答をしてくれるからできることですよね。

これも先ほど同様になりますが、AIの活用は専門家の知識拡大にも貢献しています。AIを使うことで私たち専門家の知識も広がるんです。AIの回答を見て「あ、こういう視点もあるんだ」って気づくことがあるんですよ。AIは私たちの代わりになるんじゃなくて、私たちと一緒に成長していく存在なんだなって感じています。
より包括的で質の高いサポートが可能にまりましたね。

ー今後の展望や、AIコンシェルへの要望はありますか?

将来的には、もっとAIの活用範囲を広げていきたいですね。例えば、ユーザーの過去の質問履歴を分析して、先回りして情報を提供するとか。あとは、音声認識と組み合わせて、電話での相談にもAIが対応できるようにするとか。可能性は無限大だと思いますし、HYPER CUBEさんは、それこそ寄り添って、状況への最適解を一緒に考えてくださって、本当に一緒に仕事をしていて楽しいし、ありがたいです。

ただ、どこまでいっても、一番大事なのは、あくまでもAIはツールだってことです。最終的に判断するのは人間、つまり私たちであり、ユーザーさん自身なんです。AIに頼りすぎずに、でもAIの力も最大限に活用する。そのバランスが重要だと思っています。

そこのバランスは、これからもHYPER CUBEさんと模索をし続けたいなと思っています。

今、経産省とも一緒にビジネスケアラーの問題に取り組んでるんです。国としても、このビジネスケアラーの問題を何とかしないといけないと対策を考えています。介護保険のサービスを否定してるわけじゃないんです。でも、介護保険サービスだけじゃ家族も含めてハッピーになれない現実を我々も、受け入れる。だから、介護保険はもちろんしっかりやりつつ、保険外のサービスも充実させていく。そうすることで、家族も救われるし、結果的に高齢者本人もハッピーになれると考えています。経済的な面も考えなきゃいけないんです。介護保険って制度の中でお金が回るから限界があります。保険外のサービスだと、もっと経済を回せる可能性があるんです。そういった目線で経済効果も期待し、サービスの仕組みや成長を考えていきたいと思います。

コメント

ご担当者様のコメント

サンプル

AIの活用によってサービス自体が加速していきました

株式会社ツクイ 様

我々が色んなやりたいことを好き放題に伝えても、なんでも受け止めてそのままやるのではなく、新しい方法を提案して実装してくれるHYPERCUBEさんとのお仕事は楽しいです。AIコンシェルをもっと色んな領域でカスタマイズしながら活用していきたいと思っています。

お問い合わせ

AIコンシェルに関する
相談をご希望の方はこちら

料金などの詳細資料をご覧いただけます